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日光の社寺
概要
「日光の社寺」は栃木県日光市に存在する寺院等の総称で、1999年12月2日にモロッコのマラケシュで開催されたユネスコ世界遺産委員会で文化遺産として登録されました。 1998年(平成10年)5月14日、世界遺産登録推薦にさきがけて国の史跡に指定されています。その際の指定名は「日光山内」です。 従来、建造物については国宝や重要文化財に指定され、保護が図られている山内地区でしたが、面的な保護策は講じられていませんでした。 そこで、文化庁、栃木県教育委員会、専門家、学識経験者が協議し、二社一寺をはじめとする土地所有者、土地占有者ならびに関係者等の協力を得て日光山内50.8ヘクタールが文化財保護法にもとづく史跡指定を受けることになりました。 103棟(国宝9棟、重要文化財94棟)の「建造物群」と、これらの建造物群を取り巻く「遺跡(文化的景観)」が登録されています。 この世界遺産登録基準における(i)(iv)(vi)の要件を満たしているとされております。


日光東照宮陽明門
日光東照宮陽明門
輪王寺大猷院廟
輪王寺 大猷院廟
主な構成資産

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